先週に続いて留学生寮の話です。
留学生寮には数種類の部屋があると先週紹介しました。
ほとんどの寮にあるのが1人部屋と2人部屋。
どちらが良いのか?
結論から言うと、絶対に1人部屋です。
そもそも2人部屋ってのはどんなものなのか?
一言で言うと、
●2人部屋=ホテルのダブルルーム
です。
8畳くらいの部屋に机とベッドが2つずつある。
これが留学生寮の2人部屋です。
この環境、勉強するのに最悪です。
例えば、テキストの音読をしたい。
ルームメイトが静かに勉強してると気を使いますよね。
逆にこっちが集中して勉強してるのに、
ルームメイトに音読を始められたらいい迷惑です。
単語を覚えるときに声に出して覚えたい、とか。
自分のやりたい勉強ができない。
ルームメイトは音楽を聞きながら勉強するタイプ。
こっちは静かに集中してやるタイプ。
自分は夜型。
相手は早く寝る人。
また、狭い空間でずっと2人ですから、
プライバシーなんて確保できるわけがない。
誰かと一緒に暮らすのって、
そんな簡単なことじゃないですよね。
中には、
「違う国の人がルームメイトだったので、
常に会話が中国語になって会話力が伸びた♪」
なんていう人がいます。
それは勘違いです。
所詮は留学生同士の「なんちぇってチャイニーズ」。
それで会話力が伸びたなんて錯覚です。
百歩譲って会話力アップに効果があるとしても、
そんなもの微々たるものです。
集中して勉強できないデメリット、
プライベートのなさからくるストレス。
2人部屋は確実にマイナス要素のほうが大きいのです。
「けど、2人部屋の寮費は1人部屋の半額!」
そういう方は、まず先に、
●1人部屋の安い大学・地域
を探すべきです。
また、2DKなどルームシェアタイプならば、
1人ずつの個室が確保でき、
寮費も安く抑えることができます。
------------------------------------------------------------
【今週のまとめ】
1) 寮は絶対に1人部屋にすべき
2) 2人部屋は勉強に向いていない
3) プライバシーも確保できない
4) 1人部屋の安い大学、ルームシェアタイプの寮が狙い目
------------------------------------------------------------
→ 次へ:学外に住む
← 前へ:留学生寮の基礎知識
→ 大学選びの秘訣:目次に戻る
→ 中国留学ゼミナール 目次に戻る
→ 「中国留学情報」トップページへ
留学お手続き代行
中国語が話せない、手続きの仕方がよく分からない、大学に連絡が取れないといった方のために、「中国留学情報」では留学お手続きの代行を行っております。お手続きの流れ、費用についてはこちらのページをご参照ください。お手続きのお申込み、中国の大学についてのご質問などは下記メールフォームからお気軽にご連絡ください。
ご質問・お問合せ
中国留学や大学についてのご質問、留学お手続きのお申込みなど、下記メールフォームからお気軽にお問合せください。土日祝日も含め24時間いつでもご送信いただけます!
※うまく送信できない場合はメールアドレス「lianxi@liuxue998.com」からご連絡ください。